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解答速報

 
 
2024年入試 天使大学 解答 速報!

【天使大学 英語】

答え
担当講師
 

kouhyou

●英語● 

 問題1は昨年同様、発音・アクセントの問題。

 問題2は、対話文完成の問題の中で文法・語法、熟語、口語表現等の知識を問う4択問題が10問だった。

 問題3は、対話文中の語句整序問題で、基本的な動詞の語法や、仮定法の構文、比較表現の語順などをしっかり押さえておく必要がある。

 問題4は、彫刻家アンナ・コールマン・ラッド(戦争で顔を負傷した兵士に装具としてマスクを作った)に関する長文問題。形式は昨年とほぼ変わらず、内容一致問題において7つの選択肢から3つを選ぶ形式も昨年と同じである。

 問題5は、スウェーデン社会におけるコーヒーの歴史に関する英文で、難易度は標準的であった。

 問題6は「まとまりをよくするために取り除いたほうがよい文」を選択する問題で、昨年同様、選択肢の数は3つだった。題材は電気自動車に関する英文で、比較的に文脈をつかみやすかった。

 全体的に、形式は昨年と大きな違いがなく、英文はさらに読みやすくなり、解答しやすくなったと言える。

 

【天使大学 数学ⅠA】

答え
担当講師
 

kouhyou

●数学ⅠA● 

 問題の量は例年通りで、大問が4つ、それぞれの大問に3~5つの小問があった。
 概ね問題1~問題3が数学Ⅰ、問題4が数学Aからの出題だったが、問題1の中にも数学Aの小問が含まれていた。昨年に比べると全体的には若干難化し、やや数学Aの分量が減少した。

問題1
問2と問3が迷いやすい問題だった。問2では、a,bをcで表すことによって、 a,b,cの値をすべて求めることが必要である。問3では、問題に書かれていない sin45°やsin60°の値を利用して大小を比較することが求められていた。

問題2
解答の方針はたてやすかったと思う。ただ、xの2乗の係数が文字を分母とする分数となっている点で、計算がやや面倒だった。

問題3
問1は、今年の共通テストでも出題されていた、三角比の定義を利用して長さを表す問題であった。問2はcosα,cosβからtanα,tanβを求めれば解決できる。問3では△ABCとその外接円を描いてみると糸口が見えてくる。

問題4
落ち着いて状況を把握すれば解答出来る問題である。問3の条件付き確率の問題は、天使大では出題頻度の高い問題である。

 
 

【天使大学 国 語】

答え
担当講師
 

kouhyou

●国語● 

――前年度よりも総字数は増えたものの、平易な文章が出題され、問題も易化した――

 「問題一」はテナガザルの歌の発達における親の役割について論じた文章であった。資本主義の経済合理性に収まらない新たな時代のサービスについて論じた文章が出題された前年度入試に比べるとかなり平易であり、取り組みやすかったであろう。総字数は約5100字と昨年よりも600字程度増加しているものの、具体例が多く主張も明確であった。問題については、一部まぎらわしい設問があったものの、ほとんどが本文と選択肢を見比べれば確実に解ける平易なものであった。ただし、問四と問七は傍線部の前後だけではなく、広い範囲を確認する必要がある。問四は「観察した事実」という設問の要求を正しく把握できたかがポイントになる。②と⑤で迷った受験生もいたであろうが、②は筆者の推論であって事実ではない。傍線部よりも八つ後の第九段落を踏まえている⑤が適切である。問七は答えの必須要素が傍線部よりも五つ後の第十一段落にある。傍線部前後だけでなく、文章全体をしっかりと確認して解いた受験生とそうではない受験生との差がついたものと思われる。

 「問題二」はリベラルアーツ(職業や専門に直結しない教養)の現代的意義について論じた文章であった。受験生が日ごろ耳にする話題ではないと思われるが、具体例が豊富に提示されており、「問題一」同様平易であった。本文字数は約4800字と前年度入試よりも約800字程度増加しているものの、筆者の主張は把握しやすかったものと思われる。問題は、問四の脱文補充と問七がやや判断に迷うところではあるが、他は平易なものばかりであった。問四は[ⅰ]の前後ではリベラルアーツについて言及していないため判断に迷うが、直前の「知的な足腰」がはっきりとした手がかりになっている。問七は全ての選択肢が本文に書かれている内容を踏まえているため、やや紛らわしい。特に、①と④で迷った受験生が多かったものと思われる。ただし、④は単なる具体例であって、傍線部の理由としてはふさわしくない。また、他の選択肢はいずれも傍線部の理由として成立していないため誤りである。本文と選択肢を見比べるだけではなく、問いの答えとして成り立っているかどうかを確認したい。

 総じて平易な問題が多く昨年よりも易化したため、受験者の平均点の上昇が予想される。

【天使大学 理科 生物基礎】

答え
 
担当講師
 

kouhyou

●理科(生物基礎)●

※昨年度より易化
 例年通りすべて選択問題である。個数指定のない『すべて選べ』の問いがいくつか見られたが,比較的解きやすい問題ばかりであった。昨年度の受験者平均が76.32点であり,今年度の平均点はこれより上がるものと思われる。

問題1 生物の多様性と共通性に関する出題であった。系統樹や細胞の大きさの比較,原核生物と真核生物に関する内容など,概ね教科書に記載されている内容を問うもので,比較的解答しやすかったものと思われる。

問題2 肝臓の働きに関する出題であった。問題形式はほぼ文章の空欄選択であり,肝臓の構造や古くなった赤血球の破壊に関するもの,他に体温調節に関する文章からの出題であった。いずれも教科書レベルの易しい内容であった。

問題3 体液の恒常性に関する出題であった。ヒトの主な体液に関する文章の空欄選択,酸素解離曲線の計算(今回唯一の計算問題であった),血液凝固や血しょうに関する知識問題が主な内容で,これも教科書レベルの易しい内容であった。

問題4 生態系に関する出題であった。環境形成作用や窒素循環に関する内容,食物連鎖やキーストーン種など,生態系の分野においては比較的馴染みの深い用語や知識問題が多かった。また光合成曲線の基本用語と陽生植物および陰生植物に関する知識問題も出題されていたが,いずれも教科書レベルの易しい内容であった。

 
 

【天使大学 理科 化学基礎】

答え
 
担当講師
  

kouhyou

●理科(化学基礎)●

 小問数は昨年の61からわずかに減って57となったが、計算問題の数が昨年より若干増加して全体の3割を超えた。昨年同様簡単な知識問題も多く、計算問題も簡単なものがそれなりにあるが、昨年よりは手間のかかる計算問題が増えたため、全体的には昨年よりやや難化していると言える。

 全体の傾向としては、昨年同様問題数は多いものの難易度の高いものは少なく、昨年と似たような内容の出題もちらほら見受けられるので、昨年の過去問を研究し、今年の本番では手数のかかる計算問題を後回しにするなどの工夫ができていれば、時間内に7割の得点も可能であろう。

          
  
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